360度歯ブラシは、従来の孔にブラシ毛の束を金属片と共ともに差込み、摩擦で固定する植毛する方法ではなく、溶着というブラシ毛とブラシ毛を直接くっつける技術により製造されています。
この方法は、大量・高密度のブラシが生産できること、抜け強度が強いこと、金属片がいらないこと、オール樹脂化できることなど多くの利点があります。(円形シート状のブラシは、日本のメーカー数社が開発に成功しています。)
しかしながら、過度に高密度なブラシはブラッシングの際に痛みを与えてしまう為、歯ブラシには適しません。そこで、ブラシとブラシのあいだにに適度なギャップを設ける必要が発生します。
さらに既存の技術では1枚の円形シート状は抜け強度は高いものの、噛む力に対しては一般の歯ブラシと同程度の強度しかありませんでした。
弊社は、溶着技術でブラシを生産する際に、同時加工技術でブラシ内周部にボスと呼ばれるふくらみを設けギャップを作り、さらに、それを複数枚溶着するプルーラルブラシを新開発しました。弊社従来品比で2倍以上の引張り強度、及び優れたコストパフォーマンスを実現、より高密度なブラシを可能にしたこの新技術で国内特許を取得しました。また国際特許も順次取得しております。
| ・特許 |
特許第4000355号 |
| ・特許出願中 |
特願第2006-170935 |
| ・PCT国際特許出願 |
PCT/JP2005/1101 |
| ・米国特許出願 |
第10/567,922 (PCT-A-036) |
| ・欧州特許出願 |
第05/709/375.9 (PCT-EU-036) |
| ・中国特許 |
第ZL200580003298.0(PCT-CN-036) |
| ・円筒形360度歯ブラシに関わる意匠登録 |
意匠第1231194号・第1322549号 |
| ・たんぽぽの種 商標登録 |
商標第4944430号 |
| ・デントレディアス商標登録 |
商標第966470号 |
【請求項1】
ブラシハンドルの先端部が貫通する貫通孔が中心部に設けられ、その貫通孔の周囲に環状の溶着部が設けられると共に、その溶着部から多数本の糸材が外周側へ放射状に延出したディスク型の放射状羽根であって、前記溶着部の一方の表面又は両方の表面に一体的に形成された突起を有することを特徴とする歯ブラシ用放射状羽根。
【請求項2】
前記突起は、円周方向に連続する環状突起である請求項1に記載の歯ブラシ用放射状羽根。
【請求項4】
環状の溶着部から多数本の糸材が放射状に延出するブラシ部において、糸長の長い糸材と糸長の短い糸材が混在する請求項1に記載の歯ブラシ用放射状羽根。
【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載の放射状羽根を複数枚重ね合わせてなる円筒形状の放射状ブラシヘッドを、ブラシハンドルの先端部に装備することを特徴とする360度型歯ブラシ。
特許説明文
弊社が、有限会社ビバテック(以下、ビバテック)を相手方として 2005年12月8日に営業誹謗行為の訴訟を提起し、ビバテックが、 2006年3月7日に商品形態模倣行為の反訴提起を行った、2 件の訴訟の和解が2007年5月21日に成立致しましたので、ご報告致します。
和解条項
360度歯ブラシは、回転するものや、ねじりブラシ型など以前より複数の企業が商品化しております。
円筒形の360度歯ブラシは1920年代よりアイデアがありました が、国内で初めて商品化・発売されのは1993年2月で、ひねりブラシを利用しているものです。
近年、溶着ブラシを用いた360度歯ブラシ(回転型および円筒形)は、複数の企業で様々なタイプが開発されておりますが、量産化が困難で高コストが課題となっておりました。
歯ブラシのデータを収集している中で、先進各国のデンタルケア意識は高く歯ブラシやデンタルケア製品については比較的若年層でもこだわる方が多いというデータがありました。
弊社が独自に調査をしたところ、国内においてデンタルケアにこだわりがある世代は先進各国平均よりもずっと高く、年金で生活をされているような世代の方々は、特に悩んでおられる方が多いという結果がでました。
これを受けて弊社は、全社一丸となって溶着ブラシの生産性を飛躍的に高めるシステム構築に取り組み、効率の高い量産化に成功。 世界屈指の溶着ブラシ生産量・技術力 を誇れるまでになりました。
特許取得 技術と相まって、「デントレディアス」は高いコストパフォーマンスを実現したのです。 「たんぽぽの種」は新技術を投入してさらにコストダウンに成功。よりお求め安くなりました。
弊社はこれからも、ユーザーの視点に立って、より『購買満足度』の高い製品の開発を続けることをお約束致します。